まだ間に合うか?
以前も少しお話しましたが、認知症について再び考えています。
親のことも心配なのですが、最近の自分の物忘れや、気力低下など我ながら心配になります。
それなりに充実した瞬間もあるのですが、持続しないのです。
そんなことを考えていると、ネットに気になる記事がありました。
現在、世界で5000万人を超える人が認知症を発症しており、2050年には1億5000万人以上に増加すると推計され、これまで日本でも2012年の462万人が2040年には900万人を上回ると見られていました。
認知症が発症するファクターには年齢、高血圧、糖尿病、肥満度、脳卒中歴、喫煙習慣、日常の運動量などがあるようですが、最も重要なファクターは年齢であり、高齢になればリスクは高まるので、高齢化社会進行中の日本の現状を踏まえるとこのような推計になるのでしょう。
一方、最近の研究では、これまでの予測と反対の結果、つまり日本をはじめ先進国では将来減少するとの研究報告もあるようです。
日本では2016年の510万人から2043年には465万人に減少するというのです。
単に人口減少するからかと思ったのですが、そうではないようです。
65歳時点でその先の人生で、認知症の発症期間がどれくらい占めるのかを推計した結果を見ると、2043年の段階で大卒の男性の場合では1.4%、高卒では7.7%、高卒未満になると25.6%になるというのです。
つまり教育を受ける期間が長ければ長いほど、認知症を患う期間が短くなるという結果なのです。
これは朗報なんでしょうか?
教育の質が問われないならば、私の場合、浪人の時期も含めるとストレートの人より有利じゃないですか。
しかし、悲報です。
教育に関しては脳の細胞が発達する時期、幼少期から思春期頃の勉強量がもっとも重要とありました。
その頃、勉強した記憶がありません。
塾はもちろん、勉強系の習い事などせず、鼻たれて遊んでました。
教育機会が将来の健康にまで大きな影響を与えるなんて、ずいぶん不公平な気がします。
私は一応大卒ではありますが、本当に中学・高校時代も含めてあまり勉強をしませんでした。
浪人して勉強しないといけないことを初めて知ったのです。
だって、みんなそうだと思っていたんです。
(中学・高校時代の友人との定期テスト前の会話)
友)昨日勉強した?
私)全然してない。テレビ見てた。
友)俺もしてない(嘘)。
私)よかった。
こんな会話を本気にしていたんですよ。
そればかりか、脳細胞が最も活発に成長するであろう大事な幼少期に、仮面ライダーごっこで額を割る流血事故を起こしたり、ドリフで馬鹿笑いばかりしていたのです。
そのような人間は将来どういった影響を受けるのでしょうか。
別の研究報告では、幼少期の認知能力が低いと、高齢期の認知能力が下がるとの疑いもあるとのこと。
まったくもって不安です。
しかし、そのような人向けにも安心材料となる報告がありました。
大人になってからの働き方や生涯学習、余暇の過ごし方などで、幼少期の悪い影響は相殺されるというのです。
まだ巻き返しが利くかも知れません。
今から頑張ればいいのです(超楽観)。
その頑張るための、気力の維持が心配なんですけどね(冒頭に戻ってるじゃないですか!)
とりあえず、適度な運動により健康を維持して、認知症に対抗してみたいと思います。
とりあえず、単身赴任中に衝動買いしたエアロバイクでもしようかと思います。
(ある日常行為が認知症になる)
(単身赴任の衝動買いの日々)