信じる奴がJUSTICE
「信じる奴がJUSTICE」
これは、知る人ぞ知る仮面ライダーBLACKの主題歌の有名なフレーズです。
歌うのは、主演を務められた倉田てつをさん。
その歌詞につづき、「真実の王者」、「夢を見続けるのが俺のファンタジー」ですから、ちょっと赤面しそうな歌詞です。
とても中二病的な歌詞ではありますが、私が見ていた大学生の時には特に深くは考えませんでした。
このテレビ番組を見ていた大学生時代のお話は以前投稿しました。
でも、この歌詞を再び聞いた時、とても奥が深いと感じました。
「正義と信じて(思い込んで)行動している奴にとっては、当然ながら自分が正義である」と言ってる訳なので、この歌詞にはある種の危うさ、正義という名の暴走すら感じます。
また、悪の組織(BLACKでは暗黒結社ゴルゴム)にとっては、彼らが信じることこそが、彼ら怪人にとっての正義である、と言っているのです。
よって、ゴルゴムの怪人から見ると人間は悪そのものなのです。
今回、AmazonのPrimeVideoで一挙公開されたリブート作品、仮面ライダーBLACKSUNを見ると、旧作の主題歌の歌詞を深く考えさせる、そのような作品展開になっています。
怪人には怪人のJUSTICEがあること、それを利用する人間がいること、様々な現代社会の負の部分を風刺として、ストーリーに取り入れており、やるせなさを感じました。
ネタバレになるので、この辺で止めます。
旧作を見ていた方、見ていないけどちょっと興味が出た方は、ぜひ一度見てください。
ローソンで気になるお酒が販売されいるようです。
近所のローソンを覗きましたが、残念ながら置いていませんでした。
なんか、作中に出てくる、謎のゼリー状の怪人の栄養食「ヒートヘブン」のような味でしょうか?
明日、別のローソン行ってみようかな?