昨年末に父が突然他界しました。
まもなく四十九日、満中陰を迎えます。
本骨はお寺(本山)に、胴骨はお墓に納めるのですが、このお墓への納骨は満中陰の法要の後に行うことに決めました。
お寺に納骨のお経をお願いし、それで安心していたのですが、関東に住む姉から、「霊園とか石屋さんに連絡してるの?」と電話で聞かれて慌てました。
姉の義父の時に納骨の際には既にお墓に義父の戒名が彫刻されていたそうで、納骨の時に石材店の人が石を動かしてくれたというのです。
来週納骨予定なんですが、今からでは到底間に合いません。
墓地の管理委員会に慌てて納骨すると伝え、続いてご住職に相談したら、「名入れは、いつでもいいですよ。百箇日、一周忌とかの節目にされるご家庭もありますよ。」
「納骨はご自分で出来ますよ。軍手だけお持ちください。あと、意外とお骨やお骨を入れるサラシの袋を忘れる方もおられるのでお忘れないように。」
と優しく教えていただきました。
それでも心配になり「お墓、納骨、自分で」のキーワードでGoogle検索すると、YouTubeで納骨の仕方が動画で分かりやすく指南されていました。
それで分かったのが、関西式のお墓は、香炉台の石を動かすと、納骨室があるようなのですが、関東式では比較的大きい石板を動かす必要があるようです。
納骨後、形状によってはシールの必要もあり、石材店を手配する場合もあるようです。
宗派や地方でいろいろ違いもあるようですね。
姉が慌てて連絡してきたのも何となく理解出来ました。
姉の義父のお墓は関東式で、きっと立派なお墓だったんでしょう。
YouTubeで勉強後、妻とお墓の下見に行きました。
石碑に祖父母と母の戒名が彫刻されており、祖父母と母の間にちょうど一人分彫刻出来る隙間があるので、ここに彫れということなんでしょう。
「じゃあ、お義母さんの横にはパパ(私)で、その隣が私の順ね」と妻が言いました。
気が早いですが、今のところはこのお墓に収まる気でいるようです。
「その後は、お兄ちゃんかな?」
「まぁお墓は自分の代は守るつもりだけど、その先はお兄ちゃんに任せるつもり。維持するかは子供達で考えてもらう。」
「先送りね。」
この後も、まだ相続とか、実家の片付けとか、いろいろ手続きが残っており、分からないことだらけですが、何とか進めて参ります。