王将で飲みながら思い出すタフネゴシエイト
世間では、連日、王将に関するニュースが盛んに報道されています。
ネガティブな報道も多く、王将ファンの私としてはとても心配しています。
そんな王将で働く店員さん達を激励するため、ちょっとお店に立ち寄りました。
しかし、私の心配など全く無用で店内は大にぎわいでした。
入店してすぐ、迷うことなく私はサラリーマン定番のビールセット1000円を注文しました。
昔は一人餃子3人前ノルマとか、注文はビールと餃子縛りとか、息巻いていましたが、今や酒のあてはこの量が限界です。
我ながら老いを感じます。
今日は特に長時間のタフな交渉事が有り、神経をすり減らしていましたので、ビールと餃子にとても癒されました。
若い頃、交渉事にはとても苦手意識がありました。
そんな私は自己啓発として、交渉、説得に関するビジネス書を読み漁りました。
今でも家の書棚には、2002年にダイヤモンド社より発刊された心理学者の伊東明氏の「説得技術のプロフェッショナル」と言う本が鎮座しています。
当時の私は若き新人プロジェクトマネージャーとして、ステークホルダーの説得に苦労していました。
相手を意のままに動かす心理法則、といったキャッチーな紹介文が目に留まり買ったのでしょう。
浅はかですが、それぐらい当時の私は追い込まれていたんですね。
でも当時の記憶では、この書に書かれていた内容がプロジェクトにいかされたような記憶はありません。
その代わり、私の実家の側に住むことを嫌がっていた妻を説得することには、大いに役立ったような記憶があります。
私の妻の心理には効いたみたいです。
現在も決して交渉が得意と言うわけでは、ありませんが、会社を代表するような立場で交渉にあたらざるを得ず、精神的に刷りきれる日々です。
王将さん、ともに頑張ろう!