毎日いろいろ考える

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道頓堀川その2

昨日、道頓堀川沿いで家族と食事をした記事を投稿しました。

 

chanai1.hatenadiary.com

 

この道頓堀川一級河川だということを皆さんご存じですか。

一級河川というと、大阪では淀川や大和川のような大きな河川をイメージされるかもしれません。

繁華街の真ん中を流れる道頓堀川一級河川というと、少し違和感を感じる方もおられるのではないでしょうか。

道頓堀川は、安井道頓・道卜等が巨額の私財を投じて開削され、1615年に完成した河川で、道頓の功績が評価され、道頓堀川と呼ばれるようになったと伝えられています。

 

河川には、一級、二級の等級があります。(厳密にはそれ以外にもあります。)
一級河川は、国民経済上特に重要として河川法により国土交通大臣が指定した水系(一級水系)に関わる河川で、国が管理しています。(都道府県や市に管理を委任することもあります。)

また、二級河川は、一級水系以外の比較的流域面積が小さい水系(二級水系)の河川のうち、都道府県が管理している河川となっています。

 

大阪市のホームページを見ると、
道頓堀川は、東横堀川と木津川を結ぶ、延長約2.7キロメートル、流域面積(降った雨が川に流れ込む範囲)約4キロ平方メートルの一級河川です。川の幅は、ほぼ中央に位置する大黒橋を境に東西で変化し、道頓堀西部区間が約50メートル、道頓堀東部区間が約30メートルになります。』
と書かれていました。

道頓堀川大阪市のHPより)

7年くらい前に、現在高校生の息子(弟くん)が小学生のころ、夏休みの宿題(自由研究)のネタ探しを目的として、道頓堀を最下流から遡り、歩いて上流まで調査することにしました。

といっても、当日は暑く、街中を歩くのもつらかったので、最下流道頓堀川水門を眺めた後、地下鉄千日前線に乗り、いったん上流側の日本橋駅まで行き、そこから湊町リバープレースまで遊歩道(とんぼりリバーウォーク)を下る(歩く)だけの、お気楽な河川調査となりました。

遊歩道をアイスを食べながら歩き、グリコ前で写真を撮りつつ、街の賑わい、道頓堀川の歴史と観光客の動向を調査するような感じだったと思いますが、結局はその自由研究はボツになったので、私と子供の観光に終わりました。

賑わう道頓堀川(2015年8月)

当時、道頓堀川開削から400年ということで沿川の商店街は盛り上がり、水上でもたくさんのイベントが開催されていました。イベントに集まる若者に加え、そのころ既に大阪はインバウンドが加熱していたこともあり、アジアからの観光客が溢れている印象でした。

また、コロナの水際対策が緩和され、観光客が復活されていることでしょう。

 

そういえば、ユーチューブを先日見ていると、道頓堀川の水質がとても良くなり、アユが遡上してきた、との関西テレビの特番の動画がアップしているのを見ました。

 


www.youtube.com

 

なかなかそんなに奇麗になったとは、普段は感じにくいのですし、繁華街だけに夜にしか行かない方は気が付かないかもしれませんね。