人間なので、毎日いつでも機嫌の良い状態ではいられません。
仕事で大きな失敗をしたとき、同僚と意見が対立し言い負かされたとき、部下がミスをして大きな損失の報告をしてきたときなど、不機嫌な気持ちになります。
プライベートでも妻に言われのない理由で責められたとき、株価が急落したとき、そんなとき穏やかな気持ちではいられません。
ついつい、イライラしたり、怒りの気持ち、不機嫌な気分が顔に出てしまいそうになります。
でも大概の大人は、怒りや哀しみの表情が顔に出ないように、他人に悟られないよう隠します。
他人に弱みを見せたくない、失敗を気づかれたくない、心配させたくない、嫌な思いをさせたくない、といった気持ちが無意識に働くからだと思います。
でも、中には不機嫌な気持ちを隠そうとしない人もいます。
それが会社であれば、上司の不機嫌な顔、態度は、部下達を萎縮させます。
こちらが説明しているときに、貧乏ゆすり、机をコツコツ叩いたりする態度、明らかに不機嫌な顔、舌打ちなど、もう最悪です。
役員・上司のそのような不機嫌な顔や態度に凍り付かされてしまう経験したくないですよね。
はっきり言って、そのような態度が良い結果に結び付くことはありません。
部下を萎縮させるだけではなく、メンタルにも大きな影響を与えます。
昨日の投稿の中で嫌な上司の事を書いたので、昔の上司の事を思い出してしまいました。
その上司への反発もあって、会社では不機嫌さを顔に出さないよう心がけています。
それがエチケットだと考えています。
出来るだけ、部下の前では笑顔で、(こてこての)関西弁の敬語で話しかけ、話しやすい雰囲気を出すようにこころがけています。
お互いに相手を気づかって、気持ち良く過ごしたいですね。
嫌な上司でしたが、そうした気遣いの重要性を知らしめてくれた点のみ感謝しています。
家庭内では、そのようなエチケットはもはや関係ありません。
妻の不機嫌さには、家族みな恐れています。
私や息子に原因がある事が大半なのですが、怒りながら背後から近寄って来られたとき、息子とアイコンタクトを取り、どちらが妻の機嫌を取るか、押し付け合いをします。
これまで、たいていは息子(お兄ちゃん)がその役を果たしてくれていました。
しかし、今は大学で下宿中のため、家にいません。
息子(弟くん)は、むしろ火に油を注ぐタイプで、家庭内は火の海となります。
巨神兵のごとく、妻の怒りの炎は、私と息子(弟くん)を焼き尽くすでしょう。
そうならないように、今日は買い物、洗濯と夕食の準備を行いました。