毎日いろいろ考える

普通のおじさんが毎日考えたことを書きます。

教育費と老後資金の葛藤

何度かこのブログの投稿記事で登場する私の二人の息子たち。

お兄ちゃんは、地元の私立の進学校を経て、現在、東京都内で生活する理系の大学生で、大学院に進学を希望しています。

弟くんは、現在、地元の公立高校で塾通いをしながら、理系の大学を目指して猛勉強中です。

一応、今のところ、子供達の希望や適正も見ながら、最も良い形となるよう、惜しまず教育費を出してきました。

子供の将来への投資は惜しんではいけないとの気持ちは、私の両親が私にかけてくれたものと、同じ様に(あくまでも今の私に可能な範囲ではありますが)、子供達にしてあげることが私にかけてくれた両親への恩返しのようにも思っています

だから、私の自己満足なので、子供たちには真っすぐ自分の目標に向かって進んでもらいたいと考えています。

と、格好よくこの投稿を終えたいのですが、昨日、妻が手もとに届いた年金定期便を片手に深いため息をついています

日本年金機構ホームページより

専業主婦(弟くんが、小学校高学年になってから週2でパート勤め)であり、年金額の少なさはやむを得ないのですが、毎年届く定期便の金額が大きく変わるあても無いのに、凝視してはため息をつくのです

まぁ、二人の子供がもう少しすれば手を離れますので、そこから貯金頑張ろうよ、と慰めますが空虚さを感じます。

なぜなら、弟くんがストレートで大学に合格できて、その後、大学院を修了するときには、私は既に役職定年となり、収入は激減していることが想定されます。

その頃、社会情勢が今よりも悪くなっていることも想定され、退職金もさらに目減りしているかも知れません。

まぁ、何とかなるさ、と夫婦二人で慰め合いますが、この週末には弟くんの塾の三者面談がありますので、妻の怒りの矛先が息子の模試の結果とチューターの無責任な楽観発言に向かうことは容易に想像できます。

再び、何とかなるさと、妻には内緒の投資信託の損益評価額を見ながら、さらに深いため息をついています。

なかなか思ったように増えませんね。